薬の変更は卵子の質に影響する?

7949さん(40歳)   ■治療ステージ:顕微授精    ■妊活期間:4年~    ■AMH0.28

■精液所見:量も少なく、奇形率99%のため毎回顕微授精

■治療状況

タイミング法、人工授精、体外受精、顕微授精と4年間でステップアップしております。採卵は数え切れず、移植は5回、流産2回です。

≪質問①≫胚盤胞獲得のため採卵を繰り返しています。今回卵胞の大きさにバラツキがあったため、クロミッドを5日、ゴナールFを、はじめは150を隔日3回、1日あけて225とガニレスト1/23日間連続で打ったところ、3採卵の1個変性卵、2個が5日目成長停止に。刺激の量を途中で変更すると卵子の質が下がるという記事を見ましたが、実際はどうでしょうか? 先生のご意見を伺いたいです。

≪質問②≫前周期にゴナールF250を打ったので、翌周期はお休みになります。時間を無駄にしたくないのでERPeakを行いたいのですが、3月にPRP卵巣注入を行ってからFSHが今まで1012だったものが2224上がり、卵子が採れなかったり変性卵だったりしています。前周期は10.2と戻ったので、ゴナールFを150250の刺激をして3個採卵し、1個変性卵、2個は成長中止でした。 このようなホルモン値が乱れた状態でもERPeakの結果に問題ないのでしょうか? 安定してからの方がよければ、今周期はお休みします。

 

松本 玲央奈 先生 聖マリアンナ医科大学卒業。東京大学産婦人科学教室、長野県立こども病院総合周産期センターなどを経て、東京大学大学院医学研究科で着床外来に就きながら着床の基礎研究に従事。2018年より現職。男性外来や漢方外来も併設し、オーダーメイドの治療を実践。2015年不妊分野において権威あるヨーロッパ生殖医学会で着床に関する論文でAward受賞。
※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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