筋層内肉腫の手術と体外受精とどちらを優先?

■ニックネーム:あっぷるさん   ■年齢:37歳     ■治療ステージ:人工授精 

■質問①: 体外受精へステップアップしようと転院しました。しかし元々、筋層内筋腫があり、今まで経過観察で様子をみていました。半年前から、タイミング法→人工授精と妊活を始めていますが、最近になって筋腫の大きさが5㎝〜6㎝と大きくなっていました。前院では、筋腫の手術をすると半年くらいは避妊しないといけないからそのまま妊活優先していこう。となっていましたが、転院先の先生には、大きさ的には取ってもいいんじゃないか。と言われて非常に迷っています。筋腫の数は筋層内に1つです。

大きさは5〜6㎝で後壁側にあります。この状態で妊活を続けても問題ないですか?今年で37歳で、手術をするべきか、妊活優先するべきか迷っています。

質問②: また、保険適応について質問です。自費と保険診療が混合できない為、採卵、移植どちらも全てが自費か保険になりますよね。40歳未満は保険が6周期までとなりますが、例えば、3周期までを保険で行い、その次は採卵から自費で行うことは可能でしょうか?それとも、保険適応で行うときは6周期全て行った後でないと自費に切り替えることができないのでしょうか?

 

松本 玲央奈 先生 聖マリアンナ医科大学卒業。東京大学産婦人科学教室、長野県立こども病院総合周産期センターなどを経て、東京大学大学院医学研究科で着床外来に就きながら着床の基礎研究に従事。2018年より現職。男性外来や漢方外来も併設し、オーダーメイドの治療を実践。2015年不妊分野において権威あるヨーロッパ生殖医学会で着床に関する論文でAward受賞。
※この動画は22年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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