44歳、採卵数を増やすためには?

みゆさん(44歳)    ■治療ステージ:顕微授精   ■妊活歴:1年~2   ■AMH:0.38  ■精液所見:精液量  1.0ml 精液濃度 203500000/ml 運動率  76.2% 

■治療状況
結婚が遅くて受診も遅かった上、初診時にポリープが見つかり摘出手術してから不妊治療を開始した為、体外受精は初めから自費診療を行っています。
人工授精4回行いましたが妊娠せず。その後採卵2回、移植3回行いました。
最初はアンタゴニスト法で1個採卵、顕微授精を行って新鮮胚移植実施。
2回目はPPOS法で採卵5個、4個顕微授精を行い正常授精3個、胚盤胞2個(4BCが2個)となりました。
それぞれ1個ずつ移植しましたが、いずれも妊娠(着床)しませんでした。
前回移植前には子宮鏡検査も行いましたが問題はありませんでした。

≪質問①≫
PPOS法で刺激していましたが、3個あった卵胞が1個しか育たず採卵を見送りました。
元々、FSH値が高い時がありましたが見送りを決めた時は39あった為、現在プレマリン服用中です。FSH値以外は問題ないと言われています。
1つでも多くの良好胚になるように自分で出来ること、今後治療していく上で気を付けた方が良いことなどありますか?
病院からはレスベラトロール、DHEA、メラトニンが処方、加えて、PQQ、ラクトフェリンのサプリも飲んでいます。
葉酸、ビタミン、ミネラル、乳酸菌もサプリや食事から摂取するよう心掛けています。

≪質問②≫
少しでも妊娠しやすくする為に、次回の移植前にやっておいた方が良い検査、おすすめの治療法などありますか?
ERA検査、子宮内フローラ検査はやった方がいいのかなと気になっていました。

厚仁病院 生殖医療部門 松山 毅彦 先生
東海大学医学部卒業。小田原市立病院産婦人科医長、東海大学付属大磯病院産婦人科勤務、永遠幸レディースクリニック副院長を経て、1996 年厚仁病院産婦人科を開設。厚仁病院理事長。日本産科婦人科学会専門医。日本生殖医学会生殖医療専門医。
※この動画は2024年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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