転院後の卵巣刺激方法について

れもんさん(44歳) ■治療ステージ:顕微授精  ■妊活期間:23年 ■AMH2.49

 ■精液所見:精液量2.4ml、濃度11.87(千万)/ml、精子運動率30.77%  高速運動率9.43%、運動精子濃度3.65(千万)/ml DFI 12.16%  Normal 81.92%

治療状況

(1)採卵4回、移植4回。いずれも陰性。(詳細は先生へお伝えしています)

(2)着床不全検査はPGT以外、ERA、免疫系、栄養検査、th1/th2など、一通りやっています。ポリープ除去済み。プロテインS活性37%で移植34回目はバファリンとダクチルを服用。その他、異常なし。

3)今周期は前回から1年経過したので、CD138の再検査を勧められています。

4)夫は2年前に精索静脈瘤が左右に見つかり、一昨年12月に手術し除去。経過観察のち、今は治療はなく、サプリメントのみです。不妊治療を始めてから2年経過しました

≪質問①≫残り1個の胚移植が陰性だった場合、低刺激専門のクリニックに転院を考えています。生産率の高い転院先で、3回移植が陰性だったら、不妊治療は終了しようかと話し合っています。 今のクリニックでは次に採卵するなら、狙い通り10個くらい採卵できて、良好胚盤胞が凍結できているので、また同じようなPPOS高刺激が良いと言われています。 3回陰性が続いていても、まだ今のクリニックで同じような採卵と移植を繰り返すべきなのでしょうか?

≪質問②≫いまのクリニックでは、移植は必ずホルモン補充と言われています。 不妊治療を終了する前に、自然周期を試してみてからと思ってるのですが、試す価値はあると思われますか。

 

明大前アートクリニック 北村 誠司 先生 1987 年、慶應義塾大学医学部卒業。1990 年、同大学産婦人科IVFチームに配属。1993年、荻窪病院に入職。2008 年、虹クリニック、院長として就任。2018 年2月、明大前アートクリニック開設。医学博士。日本産科婦人科学会専門医。日本生殖医学会生殖医療専門医。日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医。

※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。

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