卵子の質の低下と胚の染色体異常について

■ニックネーム:ジジさん   ■年齢:37歳   ■治療ステージ:顕微授精   ■AMH2.76

■身長:162cm ■体重:52kg ■治療年数:1〜2年 ■妊娠歴:なし

■不妊となる病名:女性側;原因不明不妊(子宮筋腫核出術済) 男性側;乏精子症、精子無力症

■治療内容

・採卵法(PPOS)/ゴナールエフ150単位×9日間/デュファストン12×9日間

・採卵数8個(M24個、M11個、GV4個)

5日目胚盤胞凍結:4AA,4BB移植(ホルモン補充周期)/エストラーナテープ2×2回  3×2回   

 4×3回、黄体ホルモン  ワンクリノン(判定まで)

・移植日 7/7予定(移植する胚盤胞  4AA

■質問: 私はPPOS法で採卵しましたが、採れた

卵子はM23個、M11個、GV4個でした。採れた成熟卵子の数が年齢の平均よりも少ない場合、卵子の質が低下していると考えていいのでしょうか?幸いM2から胚盤胞が2個凍結(4AA,4BB)できましたが、CaイオノフォアZymotスパームセパレータを使っても胚の染色体異常は年齢に比例して一定率であると考えて良いのですか?

 

松本 玲央奈 先生 聖マリアンナ医科大学卒業。東京大学産婦人科学教室、長野県立こども病院総合周産期センターなどを経て、東京大学大学院医学研究科で着床外来に就きながら着床の基礎研究に従事。2018年より現職。男性外来や漢方外来も併設し、オーダーメイドの治療を実践。2015年不妊分野において権威あるヨーロッパ生殖医学会で着床に関する論文でAward受賞。
※この動画は22年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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