しーさん(35歳) ■治療ステージ:顕微授精 ■妊活期間:半年~1年 ■AMH:13 ■精液所見:異常なし
■治療状況
(1)多嚢胞性卵巣症候群なので、初回はアンタゴニスト法での採卵でした。それぞれの排卵誘発に特徴があって、向く治療があると見ました。多嚢胞性卵巣症候群の自分にアンタゴニスト法が選択されたのは理解できます。
(2)残っている胚盤胞がなくなるので、次回、不妊治療により特化したクリニックに転院を検討していますが、そちらの病院が、低刺激法のみの方針です。
(3)前回はアンタゴニスト法で正常の卵胞が14個でした。(ふりかけ法:顕微 7:7で、ふりかけで受精ゼロ、顕微で胚盤胞2個)。OHSSになり、採卵すると2周期おやすみになってしまうので、年齢的にそれも心配しています。
≪質問≫排卵誘発はやはり向き不向きがありますか?AMHが高値であれば、低刺激法にして卵が採れないより、高刺激法で再度トライした方が良いでしょうか?
厚仁病院 生殖医療部門 松山 毅彦 先生 東海大学医学部卒業。小田原市立病院産婦人科医長、東海大学付属大磯病院産婦人科勤務、永遠幸レディースクリニック副院長を経て、1996 年厚仁病院産婦人科を開設。厚仁病院理事長。日本産科婦人科学会専門医。日本生殖医学会生殖医療専門医。
※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。