30代後半、卵質が悪い。治療法は?

さとっぽさん(38歳)   ■治療ステージ:体外受精   ■妊活期間:23年     AMH1.22   ■精液所見:良好

■治療状況

1)昨年、体外受精1回目で卵子が6個採れた後に3個受精し、胚盤胞4BB移植と、初期胚2個同時移植をしましたが、2回とも陰性でした。

2)今回、体外受精2回目をしましたが、うまくいかず途中で中止になりました。アンタゴニスト法により卵巣刺激し、エコーでは6個の卵子が見れたものの、3個採卵、いずれも不良だったため、受精までする事ができませんでした。

3)主治医からは「あなたの年齢で卵子6個とも不良なのは稀であり、卵質が悪い」と言われました。

≪質問≫今後の治療をどうしようか迷っています。主治医からは、「卵巣刺激法を変えて、いい卵子が採れるまで保険診療分は挑戦してみたら」と言われましたが、年齢やAMHの低さ等を考えてあまり前向きな気持ちになれません。今後の生活習慣改善で、卵質が良くなる事はあるのでしょうか?

厚仁病院 生殖医療部門 松山 毅彦 先生  東海大学医学部卒業。小田原市立病院産婦人科医長、東海大学付属大磯病院産婦人科勤務、永遠幸レディースクリニック副院長を経て、1996 年厚仁病院産婦人科を開設。厚仁病院理事長。日本産科婦人科学会専門医。日本生殖医学会生殖医療専門医。
※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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