■ニックネーム:あっきーさん(31歳) ■治療ステージ:顕微授精 ■妊活期間:4年~ ■AMH:2.0 ■精液所見:処理前 量5.2 濃度39.3 運動精子濃度18.0 直進運動精子濃度1.6 運動率45.8
■治療状況
(1)抗核抗体陽性(抗セントロメア抗体640倍)。
(2)採卵6回。正常受精の壁もありますが、胚盤胞への壁が高くなかなか胚盤胞になりません。1度だけ4BAの胚盤胞で妊娠したものの9wで流産。以降、胚盤胞が得られず移植周期に入れていません。
(3)3日目以降の分割が停止して、フラグメントも多いです。
■質問①胚盤胞獲得のため根気強く採卵を繰り返すべきか、初期胚移植に変えてみるべきか、悩んでいます。何か他にもできることはあるのでしょうか?
■質問②6回とも同じクリニックで採卵しているので、培養環境を変えるためにクリニックを変えてみるべきか考えています。転院したらうまくいくこともありますか?アドバイスいただけると嬉しいです。
厚仁病院 生殖医療部門 松山 毅彦 先生 東海大学医学部卒業。小田原市立病院産婦人科医長、東海大学付属大磯病院産婦人科勤務、永遠幸レディースクリニック副院長を経て、1996 年厚仁病院産婦人科を開設。厚仁病院理事長。日本産科婦人科学会専門医。日本生殖医学会生殖医療専門医。
※この動画は22年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。