抗核抗体が陽性。胚が育たない原因になる?

マオリさん(42歳)    ■治療ステージ:体外受精   ■妊活歴:2年~3   ■AMH:1.64  ■精液所見:問題なし 

■治療状況
39歳で自然妊娠したが子宮外妊娠。卵巣は温存でチョコレート嚢胞があったので、取り除いてもらいました。
1つ目のクリニックで人工授精3回、妊娠に至らずステップアップ。採卵し、凍結保存。
40歳で5日目胚盤胞2個を移植し陽性判定。胎嚢見られず化学流産と子宮外妊娠、左卵管切除。
転院し、体外受精・顕微授精で毎回3~5個正常受精するが胚盤胞まで至らず。4回目の採卵で初期胚1つ凍結、2周期後に移植するも陰性。
一通りの検査は受けましたが、問題なし。

≪質問①≫
血液検査で抗核抗体が弱陽性の結果が出ました。
卵子が採れて正常受精してもなかなか胚盤胞まで行かない理由に関係しますか?

≪質問②≫
保険適用での移植回数が終了してしまい、これからの妊活はステップダウンでタイミング法か人工授精を考えています。
卵管が片側しかないですが、性交渉の回数を増やせば、妊娠する確率は上がりますか?
また、妊娠する為に自分で何か出来ることはありますか?
食事に気を付けたり適度な運動したりと、体質改善、必要なサプリを摂るなどは約2年継続しています。鍼灸も良いと聞いたので、1年通院しています。

厚仁病院 生殖医療部門 松山 毅彦 先生
東海大学医学部卒業。小田原市立病院産婦人科医長、東海大学付属大磯病院産婦人科勤務、永遠幸レディースクリニック副院長を経て、1996 年厚仁病院産婦人科を開設。厚仁病院理事長。日本産科婦人科学会専門医。日本生殖医学会生殖医療専門医。
※この動画は2024年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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