ゆいさん(35歳) ■治療ステージ:顕微授精 ■妊活歴:1年~2年 ■AMH:不明 ■精液所見:睾丸が1つしかないため精子が少なく、弱い
■治療状況
顕微授精を3回失敗しており、謎の腰痛もでてきたたため中断しています。腰痛の原因が子宮内膜症であれば、妊娠の可能性が低くなると思いMRI検査したところ、子宮と膀胱に癒着がみられるとのことでした。
先生から、下記のように連絡が来ました。(一部抜粋)
子宮内膜症がMRIでわかるものか私には解りかねます。お腹に穴をあけて、腹腔鏡検査を受けられるならばわかるかもしれません。しかし、仮に癒着がないとしても、手術をしたドクターも、放射線科のドクターにも責任を負わすことはできません。
手術をしたからといって、腹痛の原因はおそらくわかりませんが「妊娠のために、痛みの原因を知り除去しなければならない。それまで移植はできない」というお気持ちであれば、効果のほどは保証しませんが紹介状を書きます。なお、もし腰痛が子宮内膜症の痛みであれば、移植して妊娠すれば妊娠=子宮内膜症の治療になり、痛みは軽くなる可能性があります。
≪質問≫
「MRIをすれば子宮内膜症が解る」と言われて検査したのに、このように言われました。
子宮内膜症と診断するのは難しい事なのでしょうか?
他院に電話で聞いたところ「症状を聞くと子宮内膜症だ」と言われました。
もうどうしたらいいのか分からないため、ご教示頂きたくよろしくお願いします。
厚仁病院 生殖医療部門 松山 毅彦 先生
東海大学医学部卒業。小田原市立病院産婦人科医長、東海大学付属大磯病院産婦人科勤務、永遠幸レディースクリニック副院長を経て、1996 年厚仁病院産婦人科を開設。厚仁病院理事長。日本産科婦人科学会専門医。日本生殖医学会生殖医療専門医。
東海大学医学部卒業。小田原市立病院産婦人科医長、東海大学付属大磯病院産婦人科勤務、永遠幸レディースクリニック副院長を経て、1996 年厚仁病院産婦人科を開設。厚仁病院理事長。日本産科婦人科学会専門医。日本生殖医学会生殖医療専門医。
※この動画は2024年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。