低AMHの卵巣刺激方法について

■ニックネーム:CYさん(42歳)   ■治療ステージ:体外受精    ■妊活期間:34

AMH0.3  

■治療状況:

1)低AMHで高齢で、採卵しても採れる卵は12個です。今まで採卵13回、移植3回するも着床しませんでした。最近、ようやく1つの採れた卵が胚盤胞(4AB)に育ち凍結しています。

■質問①今回胚盤胞まで育った1つの卵は注射で誘発しましたが、育ったのは2つで、もう1つは小さくて採卵できませんでした。今回1つでも胚盤胞まで育ったのは、注射をして誘発した刺激方法が合っていたからなのか、それとも注射の刺激を行わなかったとしても、この周期の卵は胚盤胞まで育っていたのでしょうか?採れる卵が少ないとわかっている場合は、注射など誘発刺激は、行わないほうがよいのでしょうか?

■質問②年齢など考えると、2個移植がよいのかなと思い、後1つ卵が採れるまでもう少し採卵しようか、この卵のグレードだと1つでも移植に進んでもよいか迷っています。保険適用での治療がこれで最後になるので、どのようにするべきか先生のお考えを聞きたいです。

■質問③もし移植を行う場合、自然周期とホルモン補充周期と、どちらがよいでしょうか?年齢や凍結融解胚移植などで、どちらのほうがよいなどありますか?個人的には、自然周期のほうが薬のストレスがなくてよいのですが、自然周期だと途中でホルモンが足りなくなったりするのかと心配です。今まで自然周期、ホルモン補充周期どちらも行っていますが着床していません。ERA検査もやっています。先生のお考えをお聞きしたいです。

厚仁病院 生殖医療部門 松山 毅彦 先生  東海大学医学部卒業。小田原市立病院産婦人科医長、東海大学付属大磯病院産婦人科勤務、永遠幸レディースクリニック副院長を経て、1996 年厚仁病院産婦人科を開設。厚仁病院理事長。日本産科婦人科学会専門医。日本生殖医学会生殖医療専門医。
※この動画は22年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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