一度着床していたらERA検査は不要?

とくさん(33歳)    ■治療ステージ:顕微授精   ■妊活歴:1年~2   ■AMH:4.87  ■精液所見:精液量2.0ml、精液濃度245.7×百万/ml、運動率82.5% 

■治療状況
2023年よりタイミング療法7周期、人工授精3周期施行し妊娠に至らず、ステップアップ。
2024年10月にPPOS法で刺激して18個採卵。IVFでは受精障害が判明。5日目胚盤胞を凍結。
11月にホルモン補充周期で4AAを移植、BT11に陰性を確認。

≪質問①≫
12月にICSI由来4BBをホルモン補充周期にて移植、現在判定待ちです。
今回妊娠に至らなかった場合、子宮鏡、ERAなど子宮側の検査を受けることを考えています。
ERA検査も検討していますが、1回目の胚移植で妊娠反応が出ていたことから、着床の窓は合っていると考えてよいのでしょうか?
ホルモン補充周期で妊娠しなかったら排卵周期も試したいと考えています。ERA検査はホルモン補充周期で行うと思いますが、検査結果は排卵周期での移植にも応用できますか?

≪質問②≫
SEET液を凍結してありますが、1回分しかないためどのタイミングで使用するのが良いでしょうか。
できれば残りの胚盤胞2個で妊娠したいため、適切な検査の時期、先進医療の併用について教えていただければと思います。

厚仁病院 生殖医療部門 松山 毅彦 先生
東海大学医学部卒業。小田原市立病院産婦人科医長、東海大学付属大磯病院産婦人科勤務、永遠幸レディースクリニック副院長を経て、1996 年厚仁病院産婦人科を開設。厚仁病院理事長。日本産科婦人科学会専門医。日本生殖医学会生殖医療専門医。
※この動画は2024年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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