内膜が厚くならない周期は移植を延期すべき?

きょんさん(35歳)   ■治療ステージ:体外受精    ■妊活期間:4年~  AMH1.17       ■精液所見:問題なし

■治療状況

(1)前回の移植でなかなか内膜が厚くならず、D177.2ミリ、D207.5ミリ、D238ミリ、D25朝からウトロゲスタン開始、D30の昼頃移植というスケジュールで行いました。

(2)内膜が厚くならない周期は次の周期にすると言う話をよく聞きますが、かかりつけ病院ではエストラーナテープでどうにか内膜を厚くして膣錠を開始してから6日後での移植でした。

(3)結果3AA(アシステッドハッチング有り)でも着床せず、次の周期にすれば良かったのではないか?と思ってしまいます。D23で移植が出来たときに妊娠できた経験があるだけに、D30での移植は遅すぎたのではないかと思ってしまいます。

≪質問①≫理論上ではウトロゲスタンを開始してから5〜6日後だったら、着床は可能なのでしょうか?

≪質問②≫そうでしたら内膜が厚くならなかった周期は延期をするということのメリットはあるのでしょうか?

蔵本ウイメンズクリニック●蔵本 武志 先生 久留米大学医学部卒業、山口大学大学院修了。山口県立中央病院産婦人科副部長、済生会下関総合病院産婦人科部長を経て、1990 年オーストラリア・PIVET メディカルセンターへ留学。帰国後、1995 年蔵本ウイメンズクリニック開院。JISART(日本生殖補助医療標準化機関)理事長。久留米大学医学部臨床教授。

※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。

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