ゆうちゃんさん(41歳) ■治療ステージ:顕微授精 ■妊活期間:1~2年 ■AMH:3.6 ■精液所見:自然妊娠は難しい値。人工授精には問題ないレベル
■治療状況
(1)39歳で自然妊娠し、9週で稽留流産後、自己タイミングで3ヶ月程過ごし、産婦人科で人工授精3回。
(2)その後転院し、人工授精も挟みながら採卵9回、移植7回。いずれも新鮮胚移植。その内4回は2個胚移植しているため、計11個は移植しました。
(3)卵巣刺激は基本、クロミッド2錠×5日の後、ゴナールエフ150単位を連日、後半ガニレスト併用。時にゴナールエフだけの時もある。トリガーはオビドレル自己注射。採卵後、毎回プラノバール14日。
≪質問①≫毎回、卵の育ちや反応がいいと言われます。しかし実際の採卵数は少なく成果も出ていません。今よりもっと高刺激をすることは私の年齢では無理があるのでしょうか?今は休みを入れずほぼ毎月刺激をできていますが、高刺激にすると休みの月がいるのでしょうか。
≪質問②≫採卵数が少ないため、胚盤胞にならない可能性を心配されて、いつも新鮮胚移植です。その際、内膜が5~8mmのことがほとんどで、薄すぎるのではないか気になっています。
福井ウィメンズクリニック●福井 敬介 先生 日本大学医学部卒業。卒業と同時に愛媛大学産科婦人科に入局。愛媛大学 大学院医学専攻科修了。2000年愛媛大学産科婦人科学助教授。2001年、「高度な生殖医療をより身近な医療として不妊カップルに提供したい」と福井 ウィメンズクリニックを開設する。
※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。