低AMHの場合の移植方法について

さつきさん(39歳)     ■治療ステージ:体外受精   ■妊活期間:4年   ■AMH0.08

■治療状況

1)貯卵した凍結胚が無くなったら不妊治療を終了する予定。

235歳時に低AMH、10cm越えのチョコレート嚢腫とたくさんの筋腫があったので、3年かけて貯卵。

3)一昨年に腹腔鏡下手術でチョコと筋腫を取るも、半年で再発。半年間レルミナを服用後に移植を2回行うが陰性。移植した胚はどちらも初期胚(35歳、37歳時)、ホルモン補充周期。アシステッドハッチングとエンブリオグルーも行う。

4)凍結胚の残りは胚盤胞1つ(36歳時)、初期胚2つ(38歳時)、前核期胚3つ(38歳時)。

≪質問①≫ホルモン補充周期より自然周期の移植の方が成績が高いという報告を見たことがあるのですが、AMHの低い人が自然周期の移植なんてできるのでしょうか?

≪質問②≫BMI29あるので、次の移植はBMI27になるまでダイエットしてからのぞもうと思っています。その間に、慢性子宮内膜炎の検査などをした方がいいでしょうか?

≪質問③≫ダイエット後は初期胚2個移植をやる予定ですが、これまでと同じホルモン補充でやると貴重な2個を同時にダメにしそうで怖いです。胚盤胞は一番最後の予定です。先生であればどのような移植の順番、検査の戦略を考えるか、教えて頂きたいです。

佐久平エンゼルクリニック政井 哲兵 先生 鹿児島大学医学部卒業。東京都立府中病院、日本赤十字社医療センター、佐久市立国保浅間総合病院、高崎ARTクリニック勤務を経て、2014年に佐久平エンゼルクリニックを開院。「一人でも多くの患者さまに幸せになっていただくために、努力を続けてまいります」。

※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります

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