ラムさん(38歳) ■治療ステージ:顕微授精 ■妊活期間:3年~4年 ■AMH:5ぐらい ■精液所見:精子量 1.6ml、精子濃度 690万/ml、運動精子濃度 270万/ml、運動率39.1%、奇形率 56.5%
■治療状況
アンダゴニスト法で3回採卵→胚盤胞ゼロ。初期胚2つ凍結、そのうち1つを移植、妊娠後9wで流産。
その後転院し、一度目の採卵でアンダゴニスト法で18個採卵。2個胚盤胞、その1つで妊娠するも17wで流産。もうひと
つは着床せず。
その後の採卵で薬剤をレコベルに。ppos法を試して16個とれたものの成熟卵5個と少なく、胚盤胞はゼロ。
直近の採卵もレコベルで採卵し、17個とれて10個成熟卵。8個受精し桑実胚までいくも胚盤胞ゼロ。凍結なし。今回は
卵子カルシウムイオノファ、精子Zymot、タイムラプス、P-ICSIをつけました。
胚盤胞までなれないのは精子の質の悪さだと指摘されました。男性不妊外来では静脈瘤はなく、睾丸の血流も悪くあり
ませんでした…。今回は男性用のサプリを飲むことになりました。
≪質問①≫
計6回採卵して、胚盤胞はまだ2個しかなってない理由は何でしょうか。先生の意見をお聞かせください。
≪質問②≫
わたしも主人もぽっちゃり体型です。これも関係あるかもと、運動と糖質控えめを頑張りだしました。
まだ諦められません。頑張れることは頑張りたいと思ってます。
自分たちでできることや、サプリ・栄養などでアドバイスがあればお願いします。
レディースクリニック北浜 奥 裕嗣 先生 1992年愛知医科大学大学院修了。蒲郡市民病院勤務の後、アメリカに留学。 Diamond Institute for Infertility and Menopauseにて体外受精、顕微授精 等、最先端の生殖医療技術を学ぶ。帰国後、IVF大阪クリニック勤務、IVFなんば クリニック副院長を経て、2010 年レディースクリニック北浜を開院。医学博士、 日本産科婦人科学会専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医。
※この動画は24年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。