Mさん(37歳) ■治療ステージ:顕微授精 ■妊活期間:3~4年 ■AMH:1.66
■治療状況
不妊治療4年目(転院1回)です。精子の運動率が低いためAIHからすぐ顕微授精にステップアップ。培養すると半分は胚盤胞に到達してくれます。この3年間で採卵6回、胚盤胞移植11回行いましたが一度も着床していません。11回中7回は見た目の評価ですがグレードのよい良好胚の移植でした。20代の頃から生理不順や子宮頸部高度異形成、無排卵月経などあるものの、治療によってここ数年は生理周期も整っています。反復着床不全検査も行いました。
≪質問≫
主治医の話では「これまでの卵が全て異常胚だったとは考えにくい」「母体因子の可能性があるかも」との事。次の治療として、PGT-A、免疫寛容検査の実施を考えていますが、移植11回全て陰性ですので、年齢的にも諦めの気持ちが強いです。他に打つ手はないか、セカンドオピニオンをいただけないでしょうか。
レディースクリニック北浜●奥 裕嗣 先生 1992年愛知医科大学大学院修了。蒲郡市民病院勤務の後、アメリカに留学。 Diamond Institute for Infertility and Menopauseにて体外受精、顕微授精 等、最先端の生殖医療技術を学ぶ。帰国後、IVF大阪クリニック勤務、IVFなんば クリニック副院長を経て、2010 年レディースクリニック北浜を開院。医学博士、 日本産科婦人科学会専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医。
※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。