ゆろんさん(34歳) ■治療ステージ:顕微授精 ■妊活期間:半年〜1年
■AMH:1.3 ■精液所見:液量2.8ml、濃度20×10(6乗)ml、運動率30%
■治療状況
これまで3回移植しています。1回目は4AA、5日目凍結胚盤胞、ホルモン補充周期→陰性判定。2回目は4AB、自然周期で5日目凍結胚盤胞移植、陰性でした。そして3回目はフレッシュで行ってみようと提案があり、採卵後に5日目の胚盤胞を新鮮胚移植して着床しました。しかし、6週以降成長が遅く、心拍は確認できたのですが8週4日で流産となってしまいました。
≪質問≫
今後の治療方針として、
・私は凍結胚移植よりも新鮮胚移植の方が合っているかもしれない
・排卵日の特定が難しいタイプなのかもしれない
ということから、また採卵し、新鮮胚移植でお願いするのがいいかと考えています。
しかし、前回の採卵で凍結した4日目の胚盤胞が残っています。これは元々、2個移植しようと考えていたため4日目で凍結してもらったものです。この卵と新鮮胚の卵を2個移植する方法が一番合うのではないかと考えています。保険診療の回数制限に近づいてきているため、できるだけ確率の高い方法で慎重に治療したいと考えています。このような治療方針について、どう思われますか?流産後ということもあり、すぐに採卵することが大丈夫なのか、素直に凍結胚を移植する方がいいのか迷っています。
秋山レディースクリニック 秋山芳晃 先生
東京慈恵会医科大学卒業。東京慈恵会医科大学附属病院、国立大蔵病院に勤務後、父親が営んでいた産科医院を継ぎ、不妊症・不育症診療に特に力を入れたクリニックとして新たに開業。
東京慈恵会医科大学卒業。東京慈恵会医科大学附属病院、国立大蔵病院に勤務後、父親が営んでいた産科医院を継ぎ、不妊症・不育症診療に特に力を入れたクリニックとして新たに開業。
※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。