■ニックネーム:Milkさん(夫52歳/妻38歳) ■治療ステージ:顕微授精
■妊活期間:半年~1年 ■AMH:1.3
■精液所見:精液量2.1ml、濃度1,700万/ml、運動率41%、正常形態率12%
■治療状況:
(1)過去3回体外受精を試みるが、1回目と3回目は卵胞が育たず、人工授精に切り替えるも妊娠せず。
(2)2回目は、6個採卵→3個成熟→顕微授精にて2個授精→胚盤胞まで達せず(凍結→移植できず)。
■質問①:今後、治療法を見直すうえで、妊娠率を考慮して繰り返し胚盤胞まで育つのを待つのか、胚盤胞まで育たないことをふまえて初期胚を移植するべきかなど、いくつかの選択肢とその有効性を教えてください。
■質問②:卵子と精子のそれぞれに考えられる問題と、それを解決するために必要な手立てについて教えてください。
小川誠司先生に、聞いてみました。
仙台ART 小川 誠司 先生 名古屋市立大学医学部卒業。2010年、慶應義塾大学大学院博士課 程(産婦人科専攻)入学。2014年、慶應義塾大学病院産婦人科助教。 2020年仙台ARTクリニック 入職。日本産科婦人科学会産婦人科専門医。 婦人科、不妊治療すべての女性のパートナードクターを目指し、質問しや すい雰囲気づくり、わかりやすい言葉での説明を心掛ける。
※この動画は22年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります