■ニックネーム:ぼっちーさん ■年齢:34歳 ■AMH:4.57
■治療状況
(1)3年前に夫が甲状腺癌になり、放射線治療を受けたために乏精子症に。1年後に妊活を始め、体外受精スタートとなるも、精液所見が改善してきて、現在はタイミング法を試している。
(2)体外受精では4回採卵して受精卵が育たず、一度も成功することなく転院。そこでも1年近くタイミング法や人工授精をしたが、結果が出ず今年3月に体外受精。前の病院と同じ結果に終わる。
(3)最近、排卵の期間が遅くなってきており、前までは13~14日で排卵していたのが、最近は20日ほどかかるようになった。排卵誘発剤の薬の相談をすると、先生は薬やサプリなどを使わない主義で、まったく聞き入れてもらえない。
(4)別のクリニックにセカンドオピニオンに行くと、「必要と判断したら、薬やサプリを併用する」とのこと。
■質問: 誘発剤は副作用もありますが、一度も妊娠できず、ただただ毎日が過ぎていくのがもどかしくてたまりません。まだ一度も試していない誘発剤を併用したタイミング法など、違う方法や可能性があるなら、できることを後悔なくやりたい気持ちがあります。現在の病院にとどまるか、新しい病院に転院したほうがよいか、意思が決まらず悩んでいます。
うめだファティリティークリニック 山下 能毅 先生 大阪医科大学医学部を卒業後、北摂総合病院産婦人科部長・大 阪医科大学産婦人科病棟医長、医局長、講師として、不妊治療や 腹腔鏡手術に積極的に取り組む。2014年、宮崎レディースクリニッ クの副院長に就任し、2017年4月、同院の院長に。
※この動画は22年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。