ERA検査の有効性について

らりさん(39歳)   ■治療ステージ:顕微授精  ■妊活歴:1年~2年  ■AMH: 1.04  

≪治療状況≫
2023年4月に第二子の妊娠に向け、2個目の凍結卵4ABを4月に移植するも着床せず、9月にクロミッドとゴナールエフの刺激法に変えて採卵し凍結できた4BBを10月に移植するもまた着床せず。
10月に採卵をし4BBを凍結。11月の採卵時は4つの卵胞が全て空胞だったため、一周期休んで2025年1月に次回の採卵を予定。
子宮内視鏡検査には問題なく、血液検査では甲状腺の数値のみ指摘されておりカバサールを服用中。ERA検査では着床のタイミングが早いという結果。

≪質問①≫
第一子の治療時に受けたERA検査で着床のタイミングが早いという結果でした。第二子の移植の前に、ERA検査の結果を加味したタイミングでの移植となるか主治医へ確認したところ、「現在はERA検査は考慮しないこととしている」との話でした。
第一子のときは1回目で着床から出産まで辿り着けたものの、第二子の治療では2回移植したものの着床しません。
第一子の採卵から4年が経過していることや、凍結卵のグレードが落ちているので着床しにくくなっていることが要因と納得はしていますが、未だにERA検査を実施している医療機関をたくさん目にします。
本当にERA検査の結果を踏まえて移植することは意味がない、もしくはよくないことなのでしょうか?

≪質問②≫
また、培養士の腕で凍結卵の成績が全然違うという話を耳にしましたが、本当なのでしょうか?

英ウィメンズクリニック 水澤 友利 先生 
東京女子医科大学卒業、慶應義塾大学医学部産婦人科教室入局。 慶應義塾大学にて不妊治療のトレーニングを受け、その後、東京の荻窪病院で一般不妊治療および高度生殖医療に従事。2009年7月より英ウィメンズクリニックに勤務。2012年8月より内分泌・代謝部門部長に就任。先生の趣味のひとつが海外旅行。
※この動画は24年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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