さやまめさん(31歳) ■治療ステージ:体外受精 ■妊活期間:1~2年 ■精液所見:調整前→液量3.3ml、濃度59×10の6乗/ml、運動率20%
■治療状況
(1)PPOS法の中刺激にて、13個採卵しました。そのうち成熟卵が8個で受精したのが5個、最終的に初期胚1つ(9分割のG1)と、5日目胚盤胞2つ(5AA、4AA)を凍結することができました。
(2)次周期に移植予定ですが、どの胚から移植すべきかで迷っています。担当医からは1回目の移植は初期胚か5AAのどちらかでと言われています。早く妊娠したい気持ちは強いので、自力でハッチングが始まっている5AAを移植したいという思いもありますが、初回の移植はヒアルロン酸培養液等のオプションが付けられないそうで、2回目の移植にとっておくべきかとも思います。
(3)初期胚のグレードもとても良いと言われましたが、9分割なので異常胚ではないかと心配です。
≪質問≫ケースバイケースだと思いますが、先生の移植するおすすめの順番等がありましたらご教授ください。
英ウィメンズクリニック にしのみや院 江夏 国宏 先生 2004 年慶應義塾大学法学部卒業。2012 年熊本大学医学部卒業。2014 年九州大学産科婦人科学教室に入局。その後、九州大学病院、田川市立病院、福岡東医療センター、指宿医療センターで産婦人科医として勤務。2019 年4 月より英ウィメンズクリニック勤務。2022 年3 月より、にしのみや院 院長就任。日本産科婦人科学会専門医。
※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。