着床不全と不育症の検査は受けるべき?

suさん(40歳)      ■治療ステージ:顕微授精  ■妊活期間:半年〜1年     

治療状況

1)低AMH、高FSH(18.4)で、保険で採卵3回・移植2回済みです。

21回目の採卵はD3で卵胞2個、PPOS(ゴナールエフ150+デュファストン)で、1個排卵済みで採卵できたのは初期胚が1個。凍結後に移植して陰性でした。

3)その後ERA検査周期を経て、2回目の採卵周期ではD3で卵胞3個。クロミッド5日→クロミッド5日+ゴナールエフ1502日→3個採卵し初期胚1個を凍結。続けて採卵周期を行い、3回目のD3では卵胞1個、低刺激法(クロミッド5)1個採卵し、初期胚を凍結。初期胚を2個移植予定でしたが、事情により1個ずつ移植する事になり、2回目の移植は陰性、残りの初期胚1個を今後移植予定です。

≪質問①≫3回目の移植に向けて、着床不全の検査でしておいた方がよいものはありますか?不育症の検査もしておいた方が良いでしょうか?ERA、子宮内膜炎(BCE)、子宮収縮エコー検査済み、エマ・アリス検査は通院先になくできないため、ラクトフェリンを移植2ヶ月前から使用し、陰性でした。

≪質問②≫現在通院している病院では、採卵後にプラノバールなどのピルでのリセットがありません。高FSHなのでピルを使用した方がD3での卵胞数も増えるのではと素人ながら思うのですが、どうなのでしょう?

≪質問③≫卵が胚盤胞まで成長しません。成長が止まった時期をみると、恐らく卵子側に原因があると培養士さんから言われています。葉酸、ビタミンD、亜鉛、DHEAPQQL-カルニチンのサプリ以外で、卵子の質に作用するサプリがありましたらご教示お願いします。

英ウィメンズクリニック にしのみや院 江夏 国宏 先生 2004 年慶應義塾大学法学部卒業。2012 年熊本大学医学部卒業。2014 年九州大学産科婦人科学教室に入局。その後、九州大学病院、田川市立病院、福岡東医療センター、指宿医療センターで産婦人科医として勤務。2019 年4 月より英ウィメンズクリニック勤務。2022 年3 月より、にしのみや院 院長就任。日本産科婦人科学会専門医。
※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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