妊活と食事や運動について

れいかさん(41歳)   ■治療ステージ:顕微授精  ■妊活歴:2年~3年  ■AMH: 0.09  ■精液所見:かなり良い

≪治療状況≫
顕微授精2回、1回は化学流産、2回目は着床せず。どちらも一番良い初期胚のグレード1で、卵さえ採れれば経過は良さそうなのですが、AMHが低いため、毎回採卵に苦労しています。
AMHが低いので自己注射出来ず、いつもプレマリンの内服薬のみで卵胞を育てています。卵が採れなくて、リセットの繰り返しで悩んでいます。
食事に気を付けており、砂糖やマヨネーズ、パンなどの小麦、グルテンなどよくないとされるものは全く口にしません。毎日食べるものが決まっており、良質なタンパク質、鶏肉、野菜たっぷりの生姜入りお味噌汁など妊活に良いとされる食事法は毎日しています。にもかかわらず採卵できません。

≪質問①≫
朝ウォーキングが良いと聞き、毎朝何も食べずに、空腹のままウォーキングに出かけますが、このような生活習慣は逆によくないでしょうか?
ただでさえ14~16時間、最後の食事から空いているのに、さらにその上に何も食べずに運動をするというのは、逆に体に負担になっているなどありますでしょうか?精神的、気持ち的には全くしんどいとかきつくありません。ですが、身体的にはどうかなと思っています。
また、寝るのが21時や22時なので、夕ご飯は18時までには済ませて、それ以降は何も食べません。せめて19時~20時頃にした方が良いなどありますでしょうか?

≪質問②≫
夕ご飯が早いので、次の朝食までかなり時間が空いてしまい、次まで何も食べられないと思うと量を結構食べてしまいます。一度にドバッととるのは胃腸に負担がかかるのでよくない、などありますでしょうか?やはり一度に取るよりも、小分けにしてちょこちょこ、量を抑えながら食べた方が胃腸に負担がかからない、消化吸収しやすいなどあるのでしょうか?

英ウィメンズクリニック 水澤 友利 先生 
東京女子医科大学卒業、慶應義塾大学医学部産婦人科教室入局。 慶應義塾大学にて不妊治療のトレーニングを受け、その後、東京の荻窪病院で一般不妊治療および高度生殖医療に従事。2009年7月より英ウィメンズクリニックに勤務。2012年8月より内分泌・代謝部門部長に就任。先生の趣味のひとつが海外旅行。
※この動画は24年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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