■ニックネーム:りんごさん(42歳/夫42歳) ■治療ステージ:顕微授精 ■AMH:0.78
■精液所見:液量3ml、濃度5000万匹/ml、運動率9%、形態奇形率94%、運動性C、白血球数 少、 運動精子1350万匹、乏精子症、精子無力症、奇形精子症疑い
■治療状況
(1)37歳の時に自然妊娠にて第一子を授かり、二人目を考え始めたのが39歳の時。一度妊娠するも、8週で流産。その後なかなか授からず、40歳で病院を受診し、顕微授精をしています。
(2)2年弱で採卵8回、採れた卵は26個、そのうち移植までいけたものが新鮮胚4個、胚盤胞3個。
■質問①分割スピードが遅く胚盤胞まで到達できないのは、年齢的な問題が大きいのでしょうか?
■質問②私には子宮筋腫、チョコレート嚢腫があり、主人は一人目出産後に発症した持病があるため、精子の運動率が非常に低いのですが、妊娠の可能性はまだあるのでしょうか?
■質問③治療を終わりにする目安なども教えていただきたいです。
浅田レディースクリニック浅田義正先生 名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の名古屋駅前、勝川、東京・品川にクリニックを開院。著書に『不妊治療を考えたら読む本』(講談社)など多数。
※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。