てらさん(42歳) ■治療ステージ:顕微授精 ■妊活歴:3年~4年 ■AMH: 0.02未満(2024年10月) ■精液所見:問題なし
■治療状況
採卵周期D2で卵胞2~5mmが計6個見えているもののE2は16.9しかなくFSHは39.1と高い。複数個採卵を期待してD2・D4にゴナールエフ300単位、D2よりレトロゾール内服開始。
D7に受診し卵胞1~5mm計5個と育っておらず、E2も20未満との結果で注射は一旦中止となり、6日後に再度受診。卵胞が育っていれば刺激再開とのこと。
≪質問①≫今周期はいつになく卵胞が数多く見えていたので、初の複数個採卵を期待してしっかり刺激を入れていく方針で開始しましたが、D7の時点で全く育っていませんでした。LHもD2で15.7だったのがD7で28.6と上がっていました。
やはりここまで低AMHだと強めの刺激をしても育たないのでしょうか?複数卵胞が見えていても低刺激にするべきでしょうか?
≪質問②≫ 卵胞が6個見えているのにAMH0.02未満というのは、どう捉えたらよいでしょうか?
数は見えていても育つ見込みは低いということでしょうか?
今周期もまだ諦めてはいませんが、次周期以降はどのように採卵周期を進めたらいいのかアドバイスをいただきたいです。
臼井医院 婦人科 リプロダクション外来 臼井 彰 先生 東邦大学医学部卒業。東邦大学大森病院で久保春海教授の体外受精グループにて研究・診察に従事。医局長を経て、1995 年より現在の東京・亀有にて産婦人科医院を開業。
※この動画は24年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。