みえさん(35歳) ■治療ステージ:顕微授精 ■妊活歴:1年~2年 ■AMH: 2.6
■治療状況
卵胞チェックでのタイミングを1年半程。その後、人工授精を試みるも排卵しておらず不成功。
無排卵の頻度が高くなってきたことや、排卵までの期間も月経開始から20日以上かかる等、卵胞の発育が遅かったことから体外受精へ。
1度目の採卵周期では、高刺激を行うも激しい腹痛や吐気でクロミッドに変更。採卵当日、卵胞が縮んでしまっていたため採卵中止に。
翌々月の生理でクロミッド服用後、採卵、顕微授精。1周期おいて移植しましたが、陰性。
≪質問①≫子宮内膜症を持ちながらの不妊治療について。
体外受精を実施中です。通院先では子宮内膜症は診てもらえない為、内膜症に関しては別の総合病院で診てもらっている状況です。子宮内膜症の症状に関しては、月経時に激しい腹痛や吐気が強い周期があります。
内膜症診療の病院では、「内膜症を取り除く手術をしても症状が軽減されるかは不確定であり、卵巣予備能が低下するデメリットがあるため、手術はせず、症状は内服薬で抑え不妊治療を優先した方がいいのでは」と言われています。しかし、不妊治療の通院先では、内膜症を心配されているような感じです。どのように不妊治療を進めるべきでしょうか?
≪質問②≫ 子宮内膜症の症状の原因、また症状を抑えるためにできることをお伺いしたいです。子宮内膜症に対して乳製品が良くないと書かれている記事を度々見ましたがどうなのでしょうか?
臼井医院 婦人科 リプロダクション外来 臼井 彰 先生 東邦大学医学部卒業。東邦大学大森病院で久保春海教授の体外受精グループにて研究・診察に従事。医局長を経て、1995 年より現在の東京・亀有にて産婦人科医院を開業。
※この動画は24年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。