採卵・移植・着床について

現在42歳。不妊治療2年です。

採卵について
①卵子が取れにくい状態です。治療としては生理三日日からクロミッドを
12錠飲んでいましたが、採卵近い日になると卵胞の大きさはまあまあ良くても、E2の数値が400〜600になったりして、採卵しても受精しなかったり、卵がない事が数度ありました。こういうことは一般的にあるのでしょうか?

②クロミッドを飲まずに採卵を目指したところ、E2300前後くらいで卵胞がうまく育ち採卵できる時があり、その時は良好な受精卵が出来て現在凍結してあります。ということは自然周期で採卵の方が合っているでしょうか?

③最近はコロナ禍で病院の休みが増えたりして、また薬調整をして排卵日・採卵日を調整するしかない事があります。それで採卵出来ずに排卵してしまったり、卵が育たなくなったりしています。
私は生理不順があり生理周期が
25〜30日くらいで不安定です。さらに病院には休みの日があるので採卵できる日に合わせて、薬を飲んで調整するのですが、自然周期に合わせた方が良さそうで悩んでいます。

採卵の治療方針だけでなく、休みが少ない病院へ移動するべきでしょうか?

移植について
④また、移植を
2回したのですが着床しませんでした。生理が来てからエストラーナテープを4枚貼りつづけて、E2数値を見て途中から膣剤を13回入れて、移植する方法です。気になったのは、やはりE2数値が高くなってしまう事です。着床してるか判定日E2数値は600を超えてました。着床確認あたりでE2の数値が600を超えているのは異常ですか?

E2数値が薬により高くなりすぎる人は、この治療を続けていても良いのか。
高齢治療も加味して、別に治療方法はあるのでしょうか?

⑥受精卵の卵が残っていますが、移植する時にまた同じ方法で移植をすると着床しないイメージしか湧きません。
良好卵なら同じ方法で移植したとして、着床可能性が上がる事はあるのでしょうか?

⑦もし着床しなかったとしたら、受精卵は本当は良くないものだったから!という考えで片付けられてしまうことは多いのか知りたいです。

 

福井 敬介 先生  日本大学医学部卒業。卒業と同時に愛媛大学産科婦人科に入局。愛媛大学 大学院医学専攻科修了。2000年愛媛大学産科婦人科学助教授。2001年、「高度な生殖医療をより身近な医療として不妊カップルに提供したい」と福井 ウィメンズクリニックを開設する。

※この動画は21年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。

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