卵管留血症・内膜症あり、自然妊娠は可能?

えりんぎさん(30歳)    ■治療ステージ:タイミング法  ■妊活期間:~半年  ■AMH:5.52  ■精液所見:まだ検査していないため、不明。   

■治療状況

病院で卵胞チェック等はしてもらったりしていますが、基本的には基礎体温をもとに自己タイミングで妊活を行っております。
現在の状況としては、チョコレート嚢胞が左3cmと右2cm程度、左側は卵管留血症もあり。癒着あり。子宮後屈。
基礎体温は2層にちゃんと分かれている。生理周期も28日前後で安定。現在は生理後~排卵日あたりまで基礎体温をもとにタイミングをとっている。
AMHは5.5で良好。
前回病院で排卵後にエコーで子宮内を見てもらった際は、内膜も厚く十分な状態だった。

≪質問①≫子宮内膜症でチョコレート嚢胞が左右にあって、癒着や卵管留血症もある状態ですが、自然妊娠は可能なのでしょうか。
可能だとしても、何も病気がない健康な方と比べるとどれぐらい妊娠率は変わるのか等を教えて頂きたいです。

≪質問②≫ 自然妊娠を目指してもう少し試してみるなら、卵管造影検査も勧められたのですが、体外受精に進むならやる必要はないので悩んでいます。
卵管造影検査で卵管が詰まっていなかったとしても、子宮内膜症、チョコレート嚢胞等がある今の状態での妊娠率はやはり限りなく低いのでしょうか?
卵管造影検査をした後に、妊娠率が上がるという記事をネットで見たのですが、これは本当でしょうか?

 

福井 敬介 先生  日本大学医学部卒業。卒業と同時に愛媛大学産科婦人科に入局。愛媛大学 大学院医学専攻科修了。2000年愛媛大学産科婦人科学助教授。2001年、「高度な生殖医療をより身近な医療として不妊カップルに提供したい」と福井 ウィメンズクリニックを開設する。

※この動画は25年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。

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