人工授精の回数の目安は?

あったんさん(35歳)  ■治療ステージ:人工授精  ■期間:~半年  ■AMH17.66(2019年) ■精液所見:濃度86、運動率54%、奇形率25%202010月時点)

■治療状況

12019年に多嚢胞卵巣の卵巣多孔手術を受け、2021年に人工授精で第一子を出産しました。二人目も欲しいと考えているので、年齢のことも考えて3月からまた以前の病院に通い始めました。

2)二人目も注射で卵胞の発育を促し、一人目と同様人工授精からスタートしようという話になりましたが、3月は生理後に病院に行ったため注射ができず、本格的な開始は4月からにしようと思っています。

3)体外受精にステップアップするのはお金の問題もあります。主人が、子供を二人育てるのはなかなか経済的に難しいかもと少し躊躇していたので、治療にも莫大なお金がかかるとなかなかOKをくれない気がします。でも私はどうしても兄弟を作ってあげたいです。できれば人工授精までで授かれたらいいなと思っているのですが、年齢のこともあるのであまりのんびりできないと考えてしまいます。

4)一人目の時はクロミッドを朝夕で1錠ずつ飲み、ゴナールエフ注射を112.5mlで4日間打っていました。精子の状態も問題なしと言われています。先月の検査でも、甲状腺ホルモンなどに異常は見られませんでした。

≪質問①≫一人目の時には人工授精3回目で授かりました。二人目の場合は、人工授精は何回までトライしても良いと先生は考えますか?

≪質問②≫現在通っている病院の先生からは「多嚢胞は治る病気じゃないから、今のところ自力で排卵できているみたいだけど自然妊娠は難しいかなあ」と言われています。今後どのような治療をしていき、どのタイミングでステップアップするのがベストか、アドバイスいただけたら嬉しいです。

神奈川レディースクリニック 小林 淳一 先生 慶應義塾大学医学部卒業。1984 年より習慣流産の研究と診療に携わり、1989 年より済生会神奈川県病院においてIVFを不妊症・不育症の診療に導入。その後、新横浜母と子の病院の不妊・不育・IVFセンター長に就任。2003 年、神奈川レディースクリニックを開院する。患者さまの個々のペースに合わせた無理のない医療を目指す。

※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。

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