PGT-AでA胚移植。それでも流産する原因は?

妊活中さんさん(36歳)    ■治療ステージ:顕微授精  ■妊活歴:4年以上  ■AMH:2.99 (35歳での値)  ■精液所見:直近の値です(夫38歳)。精液量→2.1ml 運動精子濃度→10.3 10?/ml 精子濃度→30.0 10?/ml 運動率→34.3%

■治療状況
・2019年に結婚、妊活開始
・2020年 婦人科クリニックでタイミング法
・2021年 不妊専門クリニックへ
人工授精11回→すべて陰性
採卵4回、顕微授精
6回移植のうち、5回陽性反応が出るも全て流産
5回のうち2回は化学流産、3回は心拍確認前に流産
5回のうち3回はPGT-A実施済で、すべてA判定のものを移植しています。

≪質問①≫ 着床はするものの、着床しても全て心拍確認前に流産してしまいます。PGT-Aも実施して、A判定のものを移植していますが、何か原因があるのでしょうか?これだけ同じような流産を繰り返しており、何か原因がある気がするのですが、クリニックで様々な検査をしても異常が見つかりません。何が原因なのか知りたいです。
また、今後どのような検査や治療が必要と考えられますか?やれることは全てやりたいと思っているので、推奨される検査や治療があれば教えていただきたいです。

≪質問②≫質問①で特に異常がないと述べましたが、NK細胞活性の検査をしたら、異常に低いということが分かりました。
(E/T比 10:1→5.7%、20:1→11.9%)この値が高すぎると移植時に攻撃してしまうことがあると聞きましたが、低すぎることが何か流産の原因や不妊、不育となっているのでしょうか?
また、この値を高くする方法がありましたら教えていただきたいです。

浅田レディースクリニック 浅田 義正  先生
名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の名古屋駅前、勝川、東京・品川にクリニックを開院。著書に『不妊治療を考えたら読む本』(講談社)など多数。
※この動画は2025年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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