40歳の妊活。PGT-Aが向くのはどんな人ですか?

nicoさん(40歳)    ■治療ステージ:体外受精  ■妊活歴:半年~1年  ■AMH:0.5  ■精液所見:今まで特に問題を指摘されたことはありません。

■治療状況
第二子治療中で、最初から体外受精のスタートです。(第一子も高齢のため体外受精でした)
妻40歳、夫53歳
二人とも特に妊娠しない原因は指摘されておらず、高齢だからと言われています。
採卵はアンタゴニスト法で、1回に5~7個採卵でき、1~3個の胚盤胞ができます。全凍結で、ホルモン周期による凍結融解胚移植を行っています。
1回目1個移植、陰性
2回目1個移植、陰性
3回目2個移植、陰性
4回目2個移植、陰性
今まで保険で計6個の卵を移植してきましたが、全て陰性でした。(判定日前に出血が2回ありました)

≪質問①≫ 高齢のため、おそらく10個の胚盤胞のうち2~3個くらいしか正常胚がなく、しかも30%は流産と考えると、10個移植したうち1個が出産に至る胚なのかなと考えております。
保険のうちは特に、ひたすら数を重ねるしかないと思っておりますが、この考え方は合っていますでしょうか?
(今、保険4回目なので、あと2回(2個移植だと4個)は保険で移植できます)

≪質問②≫もし保険適用の治療で妊娠できなければ、自費でPGT-Aをすることも考えております。しかし私はあまり卵が取れません。
そういう人の場合は、PGT-Aよりも今のように移植の回数を重ねた方が良いでしょうか?
(PGT-Aも100%ではないし、卵を傷つける可能性がある等の話も聞いたことがあるため)

浅田レディースクリニック 浅田 義正  先生
名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の名古屋駅前、勝川、東京・品川にクリニックを開院。著書に『不妊治療を考えたら読む本』(講談社)など多数。
※この動画は2025年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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