りんごさん(38歳) ■治療ステージ:顕微授精 ■妊活期間:4年~ ■AMH:2.57 ■精液所見:全体的な数値がかなり悪い
■治療状況
(1)保険適用で4回の採卵と5回の移植。採卵時はCaイオノフォア、ザイモートスパームセパレータを使い顕微授精。移植は全てホルモン補充周期。
(2)子宮鏡検査でのマイクロポリープは、ビブラマイシンで除去済み。通常のポリープは、卵管入口にあり取るべきか迷っています。子宮筋腫も複数個あり、子宮底部と子宮頸部の筋腫は5、6cm、他2cm弱のものが数個点在。術後半年空けること、年齢のことを考えて先に移植という結論になっています。
(3)ERAは窓ズレなし、EMMA・ALICEは未実施です。
≪質問①≫次が保険診療での最後の移植になるため、できることを探しています。胎嚢確認まで進めない場合、なにか手立てはあるのでしょうか?
≪質問②≫ポリープを取るなどの処置は、したほうが良いのでしょうか?
浅田レディースクリニック浅田義正先生 名古屋大学医学部卒業。1993 年、米国初の体外受精専門施設に留学し、主に顕微授精を研究。帰国後、日本初の精巣精子を用いた顕微授精による妊娠例を報告。現在、愛知県の名古屋駅前、勝川、東京・品川にクリニックを開院。著書に『不妊治療を考えたら読む本』(講談社)など多数。
※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。