まさこさん(38歳) ■治療ステージ:体外受精 ■妊活期間:3~4年 ■AMH:3.6
■治療状況
(1)昨年3月にERA検査と慢性内膜症の治療を終えた後、4BB以上の凍結胚盤胞を3回移植したが、hCG値8以下で着床に至らず。
(2)今年2月に採卵し、PGT-Aを実施(4AB胚盤胞2つ正常)。
(3)5月に卵巣チョコレート嚢腫手術を実施。術後の最終検査で回復良好で、移植可能と判断された。
(4)6月にCD138検査実施、特に問題無ければ7月に移植予定。
≪質問①≫7月に移植再開しようと考えていますが、ERAを再検査する必要はありますでしょうか?
≪質問②≫ERA検査前の2021年4月に1回移植で妊娠しましたが、11週目に流産となりました。今回、7月の移植はERA検査前に戻るかを迷っています。先生のご意見をお願いします。
明大前アートクリニック 北村 誠司 先生 1987 年、慶應義塾大学医学部卒業。1990 年、同大学産婦人科IVFチームに配属。1993年、荻窪病院に入職。2008 年、虹クリニック、院長として就任。2018 年2月、明大前アートクリニック開設。医学博士。日本産科婦人科学会専門医。日本生殖医学会生殖医療専門医。日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医。
※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。