■ニックネーム:沖田マリさん ■年齢:44歳 ■治療ステージ:顕微授精
■治療状況
(1)移植8回陰性の反復着床不全で、トリオ検査、子宮鏡検査、CD138、不育症検査、銅・亜鉛検査済み。
(2)次の移植前には、県外のクリニックに行って腹腔鏡手術を受けてみたいと思っています。通院先では腹腔鏡手術ができないですが、他のクリニックの医師が原因不明の反復着床不全に腹腔鏡手術が有効と言っているのを耳にした為です。
■質問①:エコーでは、右卵巣に2〜3センチのチョコレート嚢胞があることと、左卵巣が子宮の裏側にあり癒着してるかもしれないと言われています。このような場合、腹腔鏡手術をすることについて、先生はどう思いますか?
質問②:通院先の医師には他院で手術を受けたいことはまだ伝えていないのですが、不快に思われないか心配です。それでも前回の移植はPGT-Aの正常胚で陰性だったので、次は貴重な正常胚を万全の状態で移植したいと思う気持ちが強いです。他院で治療を受けたい時に、主治医への伝え方でアドバイスがあればお願いします。
質問③:前回の移植は約1年前でしたが、移植前にやり直した方が良い検査はあるでしょうか?今のクリニックの医師からはPRP子宮注入を勧められているので移植前にやるつもりです。その他にも反復着床不全の対策が何かありましたら教えてください。
広島HARTクリニック 向田哲規 先生 高知医科大学卒業。同大学婦人科医局に入り、不妊治療・体外受精を専門 にするため、1988年アメリカ・マイアミ大学生殖医療体外受精プログラムに在 籍。1990年から5年間NY・NJ州のダイヤモンド不妊センター在籍後、1995年 広島HARTクリニックに勤務し、現在院長として臨床に従事。
※この動画は22年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。