メアリーさん(34歳)■治療ステージ:体外受精 ■妊活期間:3年〜4年 ■AMH:3.84 ■精液所見:良好、DFI検査も異常なし
■治療状況
(1)胚の分割が遅く胚盤胞まで至りません。桑実胚あるいはそれ以前の段階で分割が止まります。
(2)これまで採卵5回、未成熟卵含め計45個を採卵、胚盤胞に至ったのは1つ(6日目4BC)でした。刺激方法もいくつか試しましたが改善が見られません。
≪質問①≫年齢相応の胚盤胞到達率を大きく下回っていることに卵子の質が影響していると考えると、もし出産に至った場合の子どもの先天性異常率は、実年齢から予測される確率よりももっと高くなると考えた方が良いのでしょうか。年齢が若くても卵子の質が良くなければ、高齢出産と同様の確率で異常が起きると考えた方が良いですか?
≪質問②≫また、採卵数に対して4〜5割が未成熟卵となるのも卵子の質の低下が原因でしょうか。
佐久平エンゼルクリニック政井 哲兵 先生 鹿児島大学医学部卒業。東京都立府中病院、日本赤十字社医療センター、佐久市立国保浅間総合病院、高崎ARTクリニック勤務を経て、2014年に佐久平エンゼルクリニックを開院。「一人でも多くの患者さまに幸せになっていただくために、努力を続けてまいります」。
※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります