二人目不妊。良好胚8回陰性でこのまま移植を続けるべき?

■ニックネーム:みのりんさん(34歳)  ■治療ステージ:体外受精  ■妊活期間:23

AMH6.2  ■精液所見:良好

■治療状況:

1)二人目不妊で悩んでいます。原因不明不妊で、第一子を体外受精で5年前に出産しています。その時は初めての体外受精で妊娠、出産に至りました。

2)二人目の治療を始めて2年が経ち、これまでに8回の移植をしました。第一子の時の凍結胚盤胞が3つあったのですが、全て陰性。

32度目の採卵で8個の胚盤胞を凍結し、グレードの良いものから移植しましたが、全て陰性。うち3回は、2個同時に移植しています。

4)先日3回目の採卵を行い、6個の胚盤胞が凍結できました。卵のグレードはこれまで全て4AA〜4BBと良好胚です。

5)移植前は毎回スクラッチをしています。ホルモン値などは問題ありません。

6ERA.EMMA.ALICE、ポリープ、水腫など一通り検査しましたが、全て問題なしと言われています。

■質問①来月初めてのSEET法にトライする予定ですが、ここまで陰性が続くので不安です。このまま移植を続けて、妊娠の可能性はあるのでしょうか?

■質問②良好胚を移植してもここまで妊娠しない理由についてどう思われますか?アドバイスをお願いします。

■質問③内膜が毎回8mm程度しかないのが問題なのでしょうか。内膜を厚くするためにできることはありますか?

 

北浜 裕嗣 先生 1992年愛知医科大学大学院修了。蒲郡市民病院勤務の後、アメリカに留学。 Diamond Institute for Infertility and Menopauseにて体外受精、顕微授精 等、最先端の生殖医療技術を学ぶ。帰国後、IVF大阪クリニック勤務、IVFなんば  クリニック副院長を経て、2010 年レディースクリニック北浜を開院。医学博士、 日本産科婦人科学会専門医、日本生殖医学会生殖医療専門医。

※この動画は22年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。

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