■ニックネーム:けいちゃんさん(39歳) ■治療ステージ:体外受精 ■妊活期間:半年~1年
■治療状況:
(1)今年の春から不妊治療を開始し、人工授精3回、体外受精2回しましたが、授かっていません。
(2)戻した胚はどちらも4AA。2回目で戻した胚はアシストハッチングをすると胚移植するまでに5まで進み、力のある胚だと言われ期待していました。ですが、胎嚢確認後、5週で化学流産。
(3)残っている胚は3AAと3BC。今通っている病院は不妊治療専門ではないので、もう一度戻してダメなら、不妊専門病院へ転院しようと思っています。
■質問①:
保険適用の回数も上限があり、年齢的にも40歳が迫り焦る気持ちも大きいので、次の胚を戻す前にトリオ検査を受けるべきか悩んでいます。担当の先生からは、「着床しているから検査は必要ない。この年齢の流産はよくある事。原因は胚にある」と言われましたが、本当に検査は必要ないでしょうか?
■質問②:
着床の窓のズレが流産の原因になる、とか、2度良好胚を戻して妊娠しなければ検査を受けた方が良いと書かれているものもありますが、田中先生はどのようにお考えですか?
メディカルパーク湘南 田中 雄大 先生 慶應義塾大学医学部卒業。日本産科婦人科学会専門医、日本生殖 医学会生殖医療専門医。大和市立病院産婦人科勤務、内視鏡手術 の専門病院を目指した矢崎病院婦人科での勤務などを経て、2009年、 矢崎病院に不妊治療専門の湘南IVFクリニックを開設。その後、2012 年にメディカルパーク湘南を開設。聖マリアンナ医科大学非常勤講師。
※この動画は22年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。