4AAでも妊娠しない。高刺激、低刺激、どちらがいいの?

なおみさん(34歳)    ■治療ステージ:体外受精  ■妊活歴:2年〜3年  ■AMH:0.66  ■精液所見:量、濃度ともに問題なし。奇形率がやや高い。  

■治療状況
人工受精5回、体外受精にて凍結胚盤胞移植4回実施済み、子宮外妊娠で左卵管切除、化学流産2回、
EMMA/ALICE検査で異常なし
凍結胚盤胞移植4回目を6月2日に実施し陽性反応あったが、6月24日に出血があり流産。
胎嚢未確認だったが排出された血液のなかに絨毛組織あり、絨毛染色体検査(NGS法)に提出済み。
今後は母体の不育症検査も検討しています。

≪質問①≫
体外受精、移植の4回目で6日目4AA胚盤胞を移植しましたが、化学流産になりました。
保険診療での移植が残り2回というプレッシャーもあり不安を感じています。
次の移植までに何かできることはあるでしょうか。
不育症検査も考えていますが、特にするべき検査はありますか。

≪質問②≫
凍結している胚盤胞も残り1個であり、6日目4BA sEARCありの胚盤胞です。
低AMHであり、過去2回の採卵を低刺激でしていますが、今後採卵をする場合に何か工夫できることはないでしょうか。
宜しくお願いいたします。

田中 温 先生(セントマザー産婦人科医院)
順天堂大学医学部卒業。越谷市立病院産科医長時代、診療後ならという条件付きで不妊治療の研究を許される。度重なる研究と実験は毎日深夜にまで及び、1985年、ついに日本初のギフト法による男児が誕生。1990年、セントマザー産婦人科医院開院。日本受精着床学会副理事長。順天堂大学医学部客員教授。

※この動画は2025年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。

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