■ニックネーム:とんさん ■年齢:33歳 ■治療ステージ:顕微授精 ■AMH:8.57
■治療状況
(1)人工授精3回、卵管造影検査(右卵管水腫、左閉塞)
子宮鏡検査(小さなポリープ、少し炎症→抗生剤(ビブラマイシン服用))
(2)顕微授精
採卵1回目 4個採卵→3個受精(胚盤胞0)
採卵2回目 7個採卵(うち3個変性卵)→3個受精→2個胚盤胞凍結(5日目4AB、6日目4AB)
ホルモン補充周期移植 AHAあり 5日目4AB →陰性
ホルモン補充周期移植 AHAあり、ヒアルロン酸培養液 6日目5AB →陰性
(3)不妊原因:橋本病、チョコレート嚢胞、卵管水腫、抗精子抗体陽性
■質問①:顕微授精で2度移植して陰性、子宮鏡検査では小さなポリープがありましたが、気にするほどではない、と言われています。片側に卵管水腫があり(反対は閉塞)、今回2度着床しなかったため手術するべきか検討しております。卵管水腫は普段から目立つほどではないとのことで、一旦は移植に進んだのですが、やはり2度着床しないとなると、まずは水腫の手術が最優先でしょうか?
質問②:他に、PGT-Aや、移植の前に水を抜き胚盤胞が流されないようにする処置、ERA検査等も気になっています。先生でしたらどんな検査や治療をおすすめされますか?
なかむらレディースクリニック 中村 嘉宏 先生 大阪市立大学医学部卒業。同大学院で山中伸弥教授(現CiRA所長)の指導で学位取得。大阪市立大学附属病院、住友病院、北摂総合病院産婦人科部長を経て、2013年より藤野婦人科クリニック勤務。2015年4月なかむらレディースクリニック開院。
※この動画は22年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。