まんまるさん(41歳) ■治療ステージ:顕微授精 ■妊活期間:1年~2年 ■AMH:0.88 ■精液所見:所見が良く体外受精を試みるが全く受精しないこともあり、精子の影響もあると言われている
■治療状況
子宮筋腫の手術後、一回目の体外受精、移植で妊娠するも10カ月で流産。その後転院し、三度の採卵。体外受精、顕微授精をするが、体外受精では、5個の卵子全て受精せず。顕微授精でも4個のうち2個受精したが、胚盤胞まで至らず。ザイモート、ピクシス顕微授精でも、3個のうち1個しか受精せず、これもまた胚盤胞まで育たなかった。
≪質問①≫一番最近の採卵で5個採卵し、うち2個は未成熟卵。3個の卵子は、ザイモート、ピクシス顕微授精してもらうが、1個しか受精せず。それも胚盤胞まで至らずという結果でした。次回の採卵では、受精率をあげる為、カルシウムイオノフォアを提案されています。まだ試せる手立てがあるなら、もう一度お願いしてみようと考えていますが、年齢が進むこと考えると、焦る気持ちもあります。次回の結果によっては転院も検討しています。何が一番最良の選択なのか悩んでいます。アドバイス頂ければ幸いです。
≪質問②≫受精や胚分裂に関して精子の力不足ということも言われています。夫の年齢は46歳です。更年期症状が精子に影響を与えることはあるのでしょうか?黒ニンニクを食べたり抗酸化作用のあるサプリを夫婦で飲んだりしていますが、何か他にできることがあれば教えて頂きたいです。
福井ウィメンズクリニック●福井 敬介 先生 日本大学医学部卒業。卒業と同時に愛媛大学産科婦人科に入局。愛媛大学 大学院医学専攻科修了。2000年愛媛大学産科婦人科学助教授。2001年、「高度な生殖医療をより身近な医療として不妊カップルに提供したい」と福井 ウィメンズクリニックを開設する。
※この動画は24年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。