PFC-FD療法をするべきかどうか

ららさん(32歳)    ■治療ステージ:体外受精  ■妊活期間:12  ■AMH3.1  ■精液所見:良好

■治療状況

(1)昨年の5月から体外・顕微受精をしています。4AA4回、4AB4BB2個移植を1回、ホルモン周期で合計6個の良好胚を移植しましたが、すべて陰性。化学的妊娠すらしておりません。

2)子宮鏡・トリオ検査・凝固因子・Th1/Th2NK活性・夫婦染色体(転座)検査をして異常なし。

3CD138は検査していませんがトリオ検査で異常がなかったので、移植前にラクトフェリン服用で対応していました。

4)今周期に子宮内膜スクラッチを初めて行い、次周期に4AB4BC2個移植を予定しています。

≪質問≫もしそれでもダメだった場合は、PFC-FD療法をするのはどうかと主治医に勧められています。ただ、これは内膜が薄い症例への効果はある程度みられているのですが、私の場合内膜は毎回10mm以上あるので効果が見込めないのではないかと考えています。さらに治療費が1回あたり20万円ほどするので、本当にやるべきか真剣に考えたいです。PFC-FD療法のオススメ度と、他にできることがあれば教えていただきたいです。

蔵本ウイメンズクリニック●蔵本 武志 先生 久留米大学医学部卒業、山口大学大学院修了。山口県立中央病院産婦人科副部長、済生会下関総合病院産婦人科部長を経て、1990 年オーストラリア・PIVET メディカルセンターへ留学。帰国後、1995 年蔵本ウイメンズクリニック開院。JISART(日本生殖補助医療標準化機関)理事長。久留米大学医学部臨床教授。

※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。

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