卵胞未破裂の原因と治療について

■ニックネーム:madoさん   ■年齢:29歳 

■治療状況

1)凍結胚盤胞移植のために、レトロゾール+ゴナールエフ注による排卵周期で進めていますが、1目は卵胞未破裂で黄体ホルモンが足りず移植がキャンセルに。多嚢胞のため卵胞の育ちはゆっくりですが、これまで排卵していないと言われたことはなかった。

■質問: ホルモン補充周期より、周産期予後が良いなどのメリットが多いため、もう一度排卵周期を勧められましたが、前回と同様に下腹部痛と軽い不正出血があり、キャンセルになるのではと心配です。また、排卵前日にP4の値が1.01と高めだったため、23番手の胚を移植するのが良いのではと言われたことも気がかりです。卵胞未破裂や排卵前のP4高値の原因と治療について知りたいです。次回はホルモン補充周期を試すべきでしょうか。

 

松本 玲央奈 先生 聖マリアンナ医科大学卒業。東京大学産婦人科学教室、長野県立こども病院総合周産期センターなどを経て、東京大学大学院医学研究科で着床外来に就きながら着床の基礎研究に従事。2018年より現職。男性外来や漢方外来も併設し、オーダーメイドの治療を実践。2015年不妊分野において権威あるヨーロッパ生殖医学会で着床に関する論文でAward受賞。
※この動画は22年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。
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