良好胚4回陰性。原因は?

まるさん(34歳)    ■治療ステージ:顕微授精    ■妊活期間:1~2年  

AMH:1.8   

≪治療状況≫現在体外受精、顕微受精を行っており年始に採卵で9個胚盤胞凍結。移植5aa一回目化学流産、二回目4ba七週で稽留流産、三回目5aa陰性、四回目5aa化学流産。抗リン脂質抗体、血栓性素因、th1/th2特段の問題なし、12因子活性が若干低く(51)、念のためとバイアスピリンを移植時から飲みますが、流産となるほどの数値ではないのではと言われています。不妊治療開始前の基本的な血液検査も問題なし。

≪質問①≫ほとんど良好胚にも関わらず、四回成果が出ない要因は検査結果を踏まえた上で染色体異常以外に考えられるんでしょうか。9個もあっても全ての凍結胚が染色体異常ということもあるんでしょうか。凍結率は採卵14個中9個です。

≪質問②≫保険適用での凍結胚が残り五つ、このまま移植を繰り返し数をこなす以外方法はないでしょうか。保険適用の凍結胚移植が失敗に終わってしまったら今後はPGT-A検査が最も有効でしょうか。また他に受けるのが望ましい検査や治療法はありますでしょうか。宜しくお願い致します。

福田ウイメンズクリニック 福田 雄介 先生
東邦大学医学部卒業、東邦大学医学部大学院修了。医学博士(東邦大学 平成22年)。米国ペンシルベニア大学生物学教室留学、東邦大学医学部産婦人科学教室講師などを経て福田ウイメンズクリニック副院長に就任。日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医・指導医。日本生殖医学会 認定生殖医療専門医。

※この動画は23年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。

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