AMHが高い場合の排卵誘発法とステップアップについて

現在35歳で、昨年の4月から不妊治療専門クリニックに通い始め、

現在タイミング指導を経て2回目の人工授精まで行ったところです。

夫婦共に基本的な検査は済ませていますが、これといった不妊原因は見当たりませんでした。

AMH10.6と高めなのですが、ネックレスサインやホルモン値の異常はなく、医師によればPCOS (多嚢胞性卵巣症候群)等では無いようです。

元々自然排卵もあり、基礎体温も毎周期きちんと二層に分かれています。 

前回周期にクロミッド(12錠・5日間)HMG注射(3)の併用で、卵巣が反応しすぎてしまったようで、卵胞が大きめのもので4個、小さいものも数個と数が育ちすぎてしまい、タイミングもAIHも中止となってしまいました。

今度からはクロミッドではなく注射のみにしてみようと医師から話がありました。インターネット等で色々調べてみると、クロミッドで効果が得られない場合の患者さんにさらに強い排卵誘発として注射を使用する場合が多いように見受けられましたので、また今後卵胞が育ちすぎて治療が見送りにならないか、かなり心配になっています。

注射薬の量を調整したりして、卵胞が育ちすぎないようにすることはできるのでしょうか。PCOSでなくてもAMHが高い場合には、排卵誘発で卵胞ができすぎてしまうことはよくあるのでしょうか。

どのようなことに気をつけながら治療を進めたら良いのか、悩んでおります。 

以前には遺残卵胞のせいで1周期見送りになったこともあり、年齢のこともあって気持ちが焦ってしまっています。

私のような場合は、早めにステップアップをした方がいいのでしょうか。

(あと数回AIHをしてみて、結果がでなければ体外に、と考えているところでした)

セント・ルカ産婦人科 宇津宮 隆史 先生 熊本大学医学部卒業。1988 年九州大学生体防御医学研究所講師、1989 年大分県立病院がんセンター第二婦人科部長を経て、1992 年セント・ルカ産婦人科開院。国内でいち早く不妊治療に取り組んだパイオニアの一人。開院以来、妊娠数は9,300 件を超える。

※この動画は21年に撮影されたものであり、先生のご意見はその当時のご意見となります。

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